キミのバンドが売れない理由その5

ノウハウ-バンド運営

キミのバンドが売れない理由シリーズ。
自分のことを思いっきり棚に上げて
上から目線で書いているように思われそうで非常に辛いシリーズでもある。

うん、そう捉えられても仕方ないかもね。
このシリーズで書かれている内容と同じことを言われた場合、
目上の人に言われた場合と同格もしくは格下の人の言われるのでは違うでしょう?
本来なら誰に言われても内容を吟味する必要はあると思う。
ま、それ自体が難しいと言うかなんというか。

メンバー間は平等であるべきとは言え

バイアスの一つだね。
・Rock(バンド)は自由であるべきだ
・メンバー間は平等であるべきだ
みたいなヤツね。

そもそも「自由」だの「平等」というものに向き合ったことがどの程度あるのだろう?
残念ながら人間の持つ能力と言うのは平等に持っているわけではない。
感覚もそう。
良くも悪くもね。
そもそも、自由/平等ってなんだ???

ドラえもんであったよなー。
道具を使った人のレベルに全員がなるってアイテム。
ドラえもんがのび太君に向かって
「全世界の人が君のレベルになったらこの世の終わりだ!」
という暴言を吐いたお話ですな。

音楽やっているからと言って全員が音楽的な要素全てをカバーしているわけではないでしょう?
人によってはアレンジが得意とか、メロディ作るのが得意とか。
歌詞作るセンスがピカイチってメンバーもいるかもしれない。
なので、集まった人間でお互いに足りないものを出しあうしかないんだよね。

で、よくあるパターンが、センスも才能もない分野にいちいち口出して進みかけたことを止めちゃう人。
これ、タチ悪い。
勿論、有効なアイディアが出せるのならまだしも、ただ決まったことを遅いタイミングでひっくり返すみたいなヤツ。
こういう人は音楽以外でもそういう役回りしていたりするので要注意。
組織を壊すからね。
(多分、そういう人はこの文章読まないと思うけれど)

ちゃぶ台返しが自分の役割と勘違いしている愚か者も案外いるので
見極めは必要かなぁ。
フォロー体制が整える規模の組織なら良いけれど
よくあるバンドなんてメンバー3~5人位が多いでしょ?
そのうちの一人がそのパターンだと厳しい。

ある程度活動してそういうメンバーが在籍していることが発覚した場合、
考えられる選択肢は2つ。

1.メンバーチェンジ
2.その問題の人が従うような格の人間にプロデューサーをお願いする

ただねー、信頼と信用と実力があるプロデューサーが見つけられるかどうか。
プロデューサーを買って出てくれた人がまた支配的な人間だと更に厄介だね。

バンド内での雑用は役割分担すべし

これは僕の失敗例。
バンドやっていると雑用って結構あると思うんだけれど
これはそれぞれの特性を生かして役割分担すべし。
ま、大体のバンドが凄い偏っていることが多いけれど…
そういうところから崩壊していく。
大抵何も任されていない人間が勝手なことだけ言い出して
そこから腐っていくんだよね…。
もしくは負担が重すぎた人間がコケるか。

雑用については一旦棚卸をしよう。
どういう項目があるのか。
そして、進捗についても情報共有する。
一つの項目を一人に全部任せるよりはローテーションの方が後々良いかもね。
最初得意そうな人が担当して、地固めしたらローテーションみたいなね。

集合場所はよく吟味せよ

これもよくあるパターンだけれど、
バンド内のヒエラルキーで上の人間にとって一番都合の良い場所やタイミングが活動拠点ってのは
崩れやすくなる原因になり勝ち。
そのメンバーの住んでいる近くのスタジオとかね。
他の人は遠かったり交通費が高かったりするパターン。
案外多い。
「友情でなんとかうまくやれ」
とは言われているけれど、情けだけでは埋まらないことは多々あるわけで。

メンバー一人がスタジオやライブハウスの備品機材に拘りがあってって場合もあるけれど。
常に同じもの使いたいなら自分で所有して常に持ち込むしかないんじゃないかなぁ。
機材は何が出てきても最低限のレベルはクリアできるって状況にしておいた方が役にたつ。
勿論、それ以前で基準を育むのも大事だけれどさ。

大手のスタジオ以外で判断基準はドラム機材がしっかりしているスタジオには基本ハズレは少ない。
何故なら、ドラムって管理が後回しにされるからね。
特にフロアタムやタムのボトムヘッドがちゃんと交換されているかチェックしてみて。
それから、ハイハットスタンドのボトムのネジや高さを調節するパイプにメモリーロックがちゃんと付いていること、
ハイハットクラッチが壊れていないこと。
もっと分かりやすいのはスタンド類のネジが壊れていないこと。

ライヴでは音質よりも

まー、皆さん、楽器やっていると少なくても自分の音には拘りが出てくる。
悪いことではないんだけれど、ライヴで一番大事なのは安定性と再現性。
ギターやベースの人に多いのが
「ワイヤレスにすると音が瘦せるから、どんなに長くなってもシールドじゃなきゃ」
みたいなヤツですな。
ステージングでメンバーが左右行ったり来たりするならワイヤレス導入は考えた方が良いと思う。

勿論シールドが絡まないように動きを考えるのもありだけれど。
多分、比べないと分からないレベルの違いだったら安全性を取った方が間違いない。
あ、でも機材が複雑化すればするほどトラブルが生じる可能性も増えるか。

なのでその辺りはよく考えて採用すべし。
全員がワイヤレスにしなくても良いわけじゃん?

等など。

大体、スネアやシンバル変えたって大体の場合はメンバーは音だけじゃ気付かないぜ。

客観的な耳を持て

また繰り返しになるけれどさ、自分で自分たちの演奏や作品を評価するのって難しい。
人によっては過大評価するし、反対に自己肯定感が低いと何もできなくなってしまう。
そう考えると客観的な耳や感覚と言ったバランス感覚も才能の一つなのかもしれないね。

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