僕はIstanbul AgopのAlchemyシリーズが好きみたいなのだけれど、
いつの間にかに生産終了してしまった。
今思えばなんだかよく分からないシリーズだった。
既に生産中止され、中古やデッドストックで見つけるけれど
マイナーなモデルの所為か安価で手に入れられることが多いかも。
発売直後はなんと、あのトラディショナルシリーズより高価だったんだけれどさ….。
Istanbulと言えば
Istanbulと言えば玄人好みのメーカーと言うイメージが昔からあったと思う。
Zildjianの大元と言うか、今はモダンになってしまったZildjianが行っていた
伝統的な製法をそのまま引き継いで起業した地域に残り細々と続けていた感じ。
なので殆どのシンバルがハンドハンマーで一枚づつ職人さんの手によって作られていた。
その割に当時はまだ値段も3大メーカーより抑えめでお買い得且つクオリティも…アタリなら良くって感じ。
やはり製品ごとのバラツキは多かったと思うよ。
K Zildjianを買うか、よりヴィンテージに近いIstanbulを買うかと迷うジャズやフュージョンのドラマーが多かったんじゃないかな?
鳴り物入りで発売されたシリーズ
今までJazz/Fusionドラマーに好まれていたbrandだけれど、ロックやポップスのドラマー向けに開発されたプロフェッショナルシンバルと言うことで大々的に発売されたのがAlchemyシリーズなんだよね。
最初はMediumとRockの二つのウェイトに基本的なサイズだけだったような記憶があるけれど定かではない。
クラッシュが16”と18”、ライドが20”みたいな構成。
チャイナは最初からあっただろうか?
ブリリアント仕上げのハンドハンマーシンバルってあってもオプション。
基本は受注発注的存在。
基本、ハンドハンマーシンバルを好む人はブリリアント仕上げを嫌うことが多い。
オリジナルのAlchemyの音色
ブリリアント仕上げの関係で音はスムース。
非常に音ヌケが良くパワフル。
それでいて耳に痛い成分がなく心地よく鳴る。
ピッチが低いわけでもないんだけれど。
2000年頃だったと思うけれど、日本で最初に入ってきたときに購入した。
ノナカ貿易の展示ルームまで赴いてさ。
当時は展示ルームにLudwigのセットも沢山展示販売されていて、
特にヴィスタライトが所狭しと何セットも置かれていた。
今ではとてもじゃ考えられないね。

で、購入したAlchemyのCrashシンバル18”
両方ともMedium。
当時は同じシンバルを左右に一枚づつ置くコンセプトで考えていた。
その後のAlchemyシリーズ
ふと思い立って検索したら、古いYoutube動画でAlchemyのRedesignモデルということで紹介しているのを見つけた。
解説している方はどうやらIstanbulの関係者の模様。
Artってモデルは廉価なモデル。
そしてこの辺りからハンドハンマーOnlyの製法から変化したのだろうね。
解説に寄ると大音量の音楽に志向したようだ。
更に、Istanbulのbrandの一つというよりもAlchemyというブランドを立ち上げてたのも記憶している。
Webも独立してあったのを閲覧した記憶がある。
残念ながら良くも悪くも最初のモデルとは音が大分違うので、もし興味あったら先ず音を鳴らしてみることをお勧めするよ。
一番最初のモデルは割と音溝が浅い感じがする。
もうこのシンバルは手放せないなー。
2002よりパワフルに感じる。
深みもあってこういうシンバルって他にあるのかなぁ?
恐らくXistシリーズが後継機種的な立ち位置になるのだろうけれど、
あちらはB20でコストカットされているモデルになる。
最近のローコストシンバルはそこまで悪くないどころか、とても良い音するモデル多いけれど。
「シンバルだけは高いモノを買っておけ」
という格言は今では死語になりつつあるかもね。
勿論、高いシンバルは良い音色なんだけれど…
物価高/円安で僕が購入した時の倍以上の値段になってしまっていて恐ろしい。
Istanbulも昔とは経営スタイルが変わって生産数も流通も増えお値段も上がったよなぁ。
ってなわけで(?)
IstanbulのAlchemyが中古で出ていたらそれは非常にお買い得なシンバルかもしれない、ってことで是非お試しあれ。



コメント