僕、何故か人に愚痴られやすいタチなんですよ。
なんでか知らんけれど。
昔から。
「なんで私ばかりこういう思いをしなきゃいけないわけ?」
って言うのを何回聞かされたことか。
僕が何かその人に悪いことしたとかならまだしも、
そうではなく。
その人は自分の経験について僕に愚痴るわけだ。
僕は無駄にお人好しなもんでマトモに聞いていたけれど
ある時それは良くないと思って止めたんだ。
そしたら人間関係がスカスカになりましたとさ。
結局、誰かの感情のごみ箱になっていたわけだ。
ある時その愚痴を言う口からなんだか黒い、
ドブみたいなものが流れ出していたり、
黒い矢のようなものが飛んできて突き刺さったりして。
そうすると時間差で体調壊す。
なんとも言えない感じの具合の悪さ。
何処か痛いとか気持ち悪いとかじゃなくて、力が入らないみたいな。
これにはもっと早く気づいて不要な人間関係は切ればよかったのかもしれない。
これもね、星並びで説明ついてしまう。
僕の場合の星並びだけれど…
月:牡羊座 × 11ハウス
仲間・人間関係の部屋に月があると、「人の感情や空気」に敏感になる。
牡羊座なので本来は行動的だけど、周囲の感情を受け取ると一気に疲れる。
→ 「場の空気を背負ってしまう月」。
金星:蠍座(6ハウス)
蠍座=感情の深層、6ハウス=他人の問題を扱う領域。
→ 「他人の痛みや悩み」を自分の中で処理してしまいやすい。セラピストやヒーラー向きでもあるが、未処理の愚痴が毒になる。
水星+太陽:乙女座(5ハウス)
分析・整理の星が「人のドラマ(5H)」に入っている。
→ 話を“理解してあげる”ことが得意。そのため無意識に「話を聞いてくれそう」と人が寄ってくる。
土星:獅子座(3H)アスペクト強め
土星は「責任を背負う」「我慢する」。
3ハウス=コミュニケーション → 話を聞くときに自分の中で受け止めすぎる。
→ 「聞き役の重荷」を背負いやすい。
愚痴られやすいからといって、そのまんまじゃいけないわけっすよ。
結果として愚痴を言いたい人が
「この人なら受け止めてくれる」と無意識に察知して寄ってくるからね。
で、その黒いドブみたいなエネルギーを受け止めきれないと
自分が被害被るわけだから。
しかも身近にいるとゴミ箱みたいな存在になってしまって
愚痴られるのが当然になっちゃうんだよね。
結局その原因が外の要因だったとしても
自分がどうにかしないと変わらない。
それに気づかずに愚痴るのが習慣化すると延々と繰り返すんだよ。
「だってしょうがないじゃない」
って言うのも何度も聞いた。
じゃぁどうしろって言うの?
極端な人は一緒に落ちるところまで落ちろだとさ。
それってどうなんだよ?
どういう筋合いでそうなるんだ?
そうやって今まで何人引きずりおろしたのでしょう?
それはカルマにならんか?
結局被害者を増やしているだけだよね?
もし立場が逆だったら?
…色々聞きたいけれど此処まで来てしまっている人は
人に耳を貸せない。
何故なら、自分は不幸でかわいそうな人だから。
そして、そのかわいそうな沼から抜けたくもなければ
人を引きずり込みたいのだから。
こういう人は心療内科やプロのカウンセラーに相談するしかないんじゃないかな。
占い師はダメだよ、専門家じゃないから。
その人たちはもっと早い段階で
自分のエネルギーやら運勢の流れを掴んで見直せればよかったのかもね。
今の僕ならこう言えるね。
じゃぁ、星並びでどうなってるか見てみる?
(その代わりもう言い訳はできなくなるけれどね)
って言う思いを曲にしたのが
「真珠の首飾り」デス。
…作曲してから20年経った今、思えばね。
歌詞はこんな感じ。
淡い闇に包まれた海の底にへばりついている
過飾された建前の言葉の裏に潜む悪意に踏み躙られ
光の下の世界では涙と血が溢れていることに目を瞑り続けて
人は人を押し退けて生きていることを知っている
殻を閉じて一人まどろんでいる
飲み込まされたガラスの欠片は
この身体の中に突き刺さって
ズタズタに切り裂き今も残る
自分を守るために幾層にも包み込んで抱きしめ続けてた
身体を抉り傷を取り出して
糸を通し数珠繋ぎにして
首飾りにするお前は一体どういうつもりなの?
もう既に気付いているだろう
お前の今いるその場所は
奈落の底よりも浅い窪みだということを
殻を閉じて一人まどろんでいる
飲み込まされたガラスの欠片は
この身体の中に突き刺さって
ズタズタに切り裂き今も残る
この身体を占領し続けた
吐き出せば楽になると思っていた
腐り果てた古い傷跡を涙で包み偽り続け
傷を舐めあうふりしてあなたの心に牙を立てた
気付いたときに負わされていた一粒の真珠を抱きしめて
この居心地の悪い場所に一人取り残されたくない



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