
日本人でドラムやっていれば知らない人はいないだろう。
LUNA SEAの真矢氏が闘病の末、亡くなった。
初めて雑誌で見た時はあのドラムセットが凄いなーって印象で。
ドラムラックを派手に駆使してYAMAHAのロゴをシンメトリーに傾けて。
このラックパイプ、完全に飾りじゃん…だったり、
果たしてLUNA SEAの音楽にこれだけの音色は必要なのだろうか?とかね。
スミマセン、僕は余り興味が無かった。
もっと重たい音の方が好きだったので。
でもさー、あの頃、売り出したバンドの中でダントツにドラムが良かった。
インタビューなんか読んでても面白かった。
コーテッドヘッドに墨汁塗ってミュートにしたとか、(折角YAMAHAが塗ってるのに)内部のラッカーをやすりかけて剥がしたら音抜けが良くなったとか。
一年に一回でも必要なものは置いておきたいとかね…。
好きな曲が幾つかある。
バンドやっていて好き嫌い関わらず影響を受けた人は相当多いはず。
僕はツインギターバンド好きなんだけれど、ライヴハウスに出るとお決まりのように言われた。
「同じような音のギター二人いるのって意味ないんじゃない?
どっちかクリーンにするとかさぁ…」
あの頃って、ツインリードって廃れていたんだっけ?
それ以前に技量が無かったのもあるとは思うけれど。
今度書こうかなって思ってたけれど、ツインリードギターのバンドって結構な割合でギター同士の仲違いでうまくいかないよね。
いつだか「ドラム叩いてー」ってお願いされたバンドにお断りしたら、
その後「リハだけでも見に来てよ」って言われるので行ったんだよね。
で、ドラマーが居たんだけれど、
「スネアの音が良くないから真矢モデルのスネア買わせたんですよ」
なんて得意げにそのバンドのリーダーに言われたの。
当時はYAMAHAモニターだった真矢の白い塗装されたスティールスネアだった。
うん、それ、確かにヌケは良いよ。
でもね、別にそれじゃなくても十分ヌケなんてチューニングと叩き方でどうにでもなるのに….。
(そんな感じだからドラマーに逃げられるんだよ….)
真矢の音って軽やかでヌケがとても良かった印象。
一番面白かったのはなんかのイベントでYOSHIKIのアクリルのドラムセットを真矢が叩いたら全然音が違うの。
真矢の方が正直ずっと上手い。
しっかりと音を鳴らしきっているのがよく分かる。
あのYAMAHAにカスタムさせた紫と白のフェードのセットが一番きれいだったなーって思ってChatGPTに絵を描かせたらアイキャッチみたいな絵になった。
うん、違うって。
ラックで上からシンバルと小口径のタムを左右で吊るして…


あの頃の資料は少なくて難しいっぽい。
それでもAIが描くドラム、随分上手になったよなー。
LudwigとPaisteのシンプルなセットもインパクトあったけれど、
その後のPearlの赤に金で蝶の絵が描かれたセットとか、凝ったセットは綺麗だったなー。
バンドそのものもそうだけれど、ドラムセットって世の中の音楽の変遷に合わせて形を変えていくのを分かりやすく体現していると言える。
(もちろん、変わらないことを選ぶのもアリ)
なににせよ、ちょっと早く亡くなってしまって残念。
ご冥福をお祈りいたします。


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